4年間の学びのステップ
1年次:教養科目と有機化学、物理化学の基礎を修めます。
教養科目として物理・化学・数学の基礎を修めます。専門基礎の最初のステップとなる「有機化学1・2」と「物理化学1」を履修して、4年間の学修の基礎を固め、専門科目を学ぶ下地づくりをしていきます。
科目 | 1セメスター | 2セメスター | ||
教 養 科 目 | 教 養 基 礎 科 目 | コミュニケーションスキル | 英語理解基礎1* 英語表現基礎1* 英語理解1* 英語表現1* 英語理解発展1* 英語表現発展1* 日本語表現法 | 英語理解基礎2* 英語表現基礎2* 英語理解2* 英語表現2* 英語理解発展2* 英語表現発展2* |
情報リテラシー | 情報処理 | |||
人間力養成 | スポーツ科学 | |||
初年次教育 キャリアデザイン1 | キャリアデザイン2 | |||
教 養 共 通 科 目 | 国際理解 | 異文化理解 言語と文化 1 言語と文化 2 | ||
人間・社会・ 自然の理解 | 哲学 倫理学 文学と芸術 歴史と人間 心理学 身体と健康の科学 憲法と社会 現代社会論 科学技術史 環境科学概論 | |||
教養特別科目 | ソーシャルアクティブラーニング 国際インターン 国内インターン ボランティア | |||
専 門 科 目 | 専門基礎科目 | 化学基礎 物理学基礎 数学基礎 線形代数基礎 | 化学応用 微分積分 線形代数応用 | |
化学実験 物理学実験 | ||||
専門基幹科目 | 有機化学 1 | 応用化学概論 有機化学 2 物理化学 1 |
(赤文字:必修科目、黒文字:選択科目、* 英語は習熟度別で理解・表現各1科目ずつ履修)
2年次:専門基礎科目で学んだ知識を実験を通して体得します。
2年次から、専門基礎科目に生物学が加わり、専門基幹科目では「無機化学」「分析化学」といった科目の履修も始まります。それと並行していよいよ実験科目もスタートします。講義で学んだ内容を実験を通して体得することで、さらに理解が深まります。
科目 | 3セメスター | 4セメスター | ||
教 養 科 目 | 教 養 基 礎 科 目 | コミュニケーションスキル | 英語理解基礎3* 英語表現基礎3* 英語理解3* 英語表現3* 英語理解発展3* 英語表現発展3* | 英語理解基礎4* 英語表現基礎4* 英語理解4* 英語表現4* 英語理解発展4* 英語表現発展4* |
教 養 共 通 科 目 | 国際理解 | 異文化理解 言語と文化 1 言語と文化 2 | ||
人間・社会・ 自然の理解 | 哲学 倫理学 文学と芸術 歴史と人間 心理学 身体と健康の科学 憲法と社会 現代社会論 科学技術史 環境科学概論 | |||
総合 | 課題探究セミナー 総合学際科目 | |||
教養特別科目 | ソーシャルアクティブラーニング 国際インターン 国内インターン ボランティア | |||
専 門 科 目 | 専門基礎科目 | 生物学基礎 物理学応用 | ||
化学実験 物理学実験 | ||||
専門基幹科目 | 有機化学 3 無機化学 1 物理化学 2 分析化学 | 応用化学研究法 無機化学 2 物理化学 3 量子化学 1 機器分析学 1 | ||
専門展開科目 | 応用化学実験1 | 高分子化学 応用化学実験2 |
(赤文字:必修科目、黒文字:選択科目、* 英語は習熟度別で理解・表現各1科目ずつ履修)
3年次:化学の知識が社会とどう結びつくか、を学びます。
専門展開科目でプラスチックやセラミックスなど身の回りにある材料から有機EL、燃料電池といった最先端材料を扱い、化学が社会でどのように役立っているかを学びます。後期には研究室に配属。卒業研究の下調べや計画に加え、英語論文にも親しみつつ執筆に不可欠な専門的な英語を身につけます。
科目 | 5セメスター | 6セメスター | ||
教 養 科 目 | 教 養 基 礎 科 目 | 人間力養成 | キャリアデザイン 3 | |
教 養 共 通 科 目 | 国際理解 | グローバル時代の法 国際社会論 | ||
人間・社会・ 自然の理解 | 政治と社会 経済学 生命科学 地球科学 物理の世界と先端技術 物質科学 | |||
教養特別科目 | ソーシャルアクティブラーニング 国際インターン 国内インターン ボランティア | |||
イングリッシュアクティブラーニング1 | イングリッシュアクティブラーニング2 | |||
イングリッシュアクティブラーニング3 スポーツアクティブラーニング | ||||
専 門 科 目 | 専門基幹科目 | 技術者倫理 環境マネジメント 生化学 化学反応工学 量子化学 2 | 地球環境科学 機器分析学 2 | |
専門展開科目 | 高分子材料 無機合成化学 結晶科学 界面化学 電気化学 応用化学実験 3 | 有機合成化学 バイオマテリアル 機能性無機材料 錯体化学 エネルギー・環境化学工学 分子設計 触媒化学 ゼミナール | ||
教職関連科目 | 地学実験 | 生物学実験 | ||
電磁気学 宇宙科学 |
(赤文字:必修科目、黒文字:選択科目)
4年次:卒業研究に取り組む一方、より高度な専門科目も履修します。
これまでの集大成として卒業研究に打ち込む1年間です。加えて、教職をめざす学生には「宇宙科学」などを、より高度な専門知識を望む学生には「エコマテリアル」「サスティナブル資源科学」といった環境分野の重要科目を用意。それぞれ希望の道へ進んでいきます。
科目 | 7セメスター | 8セメスター | ||
教 養 科 目 | 教 養 共 通 科 目 | 国際理解 | グローバル時代の法 国際社会論 | |
人間・社会・ 自然の理解 | 政治と社会 経済学 生命科学 地球科学 物理の世界と先端技術 物質科学 | |||
教養特別科目 | ソーシャルアクティブラーニング 国際インターン 国内インターン ボランティア | |||
総合科学特論 | ||||
イングリッシュアクティブラーニング3 スポーツアクティブラーニング | ||||
専 門 科 目 | 専門基礎科目 | 統計力学基礎 確率統計 | ||
専門基幹科目 | 特許及び情報検索法 | |||
専門展開科目 | エコマテリアル サスティナブル資源科学 | |||
卒業研究 | ||||
教職関連科目 | 電磁気学 宇宙科学 |
(赤文字:必修科目、黒文字:選択科目)
カリキュラム・ポリシー
応用化学科では,ディプロマ・ポリシーに定めた能力を持つ人材を育成するために,以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成しています。
(1) コミュニケーションスキル,情報リテラシー,人間力養成( 初年次教育,キャリアデザイン) および国際理解からなる「教養基礎科目」,人間・社会・自然の理解と課題探求セミナー,総合学際科目からなる「教養共通科目」,アクティブラーニング,インターンなどの「教養特別科目」が設けられており,幅広い教養を総合的に活用できるようになる。
(2) 化学,物理,生物および数学に関する講義科目と,化学と物理に関する実験科目が「専門基礎科目」に設けられており,応用化学分野の基礎科学として重要となる基礎知識と実験技術を偏りなく身に付けることができる。
(3) 「専門基幹科目」に有機化学,無機化学,物理化学,分析化学などの科目を配置し,主に1,2 年次でそれらの専門的な基盤知識をしっかりと学ぶ。さらに,3 年次から持続可能な発展を支える化学材料と技術に関する科目を「専門展開科目」に設けて,化学知識・技術の応用について学ぶ。また,2 年次前期から3 年次前期には,専門科目と密接に関連した「応用化学実験1・2・3」を行い,科学的な課題解決に係わる一連の思考力・判断力・表現力を修得できる。
(4) 2 年次の「応用化学実験1・2」において実験とともに安全についても学び3 年次前期に「技術者倫理」を配置して研究者・技術者のための倫理観と社会的責任を意識した行動を身に付ける。また,実験・演習を通して主体性をもった多様な人々と協調して学ぶ態度を身に付けることができる。
(5) 3 年次後期の「ゼミナール」と4 年次の「卒業研究」において,研究計画法や問題解決のための論理的・創造的思考力,積極的な行動力と判断力,報告書作成・プレゼンテーションでの表現力,など継続的・総合的な学修能力を身に付けることができる。